夕涼み会

先週の土曜日、息子が通っている保育園の夕涼み会がありました。アンパンマンの盆踊りを軽く踊ってスイカやかき氷、焼きそばのような出店もどきを保護者がやったり。心配していた雨(ゲリラ)も無く、来場者も例年より多かったように感じました。
今や2年生の娘もかつては通っていたのでとても楽しみにしていました。楽しみなのにはもう一つ理由があって離れた友達と会えるから。俺の家の子供達は送り迎えの関係上、地元の保育園ではなくちょっと離れたところにあるこの保育園に通い、卒園するとみんなが行く小学校とは別の、それこそ地元の小学校に入学したので保育園時代の友達にはなかなか会えないんです。彼女にとっては数少ない貴重な日なんです。
浴衣を着て会場にいって順調に友達とも会えて楽しそうでした。でも、よく見るといつもみんなの1歩後ろを歩いてるんです。人も多くて会場が狭く感じたのでそれほど気にして無かったんですが、そのうち「みんなとお化け屋敷行ってくる!」と言って移動していきました。と、程なく一人で戻ってきたんです。あれ?と思って「どうしたの?」と聞いたら「怖いからやめた」と。確かに入った子供達は半分以上が大泣きして出てくるのでそりゃそうかとその時は思ったんです。しばらくカミさんと弟と一緒に焼きそば食べてたんで「今日は楽しかったか?」と聞いたら「・・・うん。」と冴えない返事。「どうした?」と聞いたら「・・・みんなに置いて行かれた。」・・・え?
どうやらうまく輪に入れなかったみたいです。他の子達もお化け屋敷には入らなかったみたいですが、やっぱり毎日会っている仲良しグループとの間に小さな壁を感じていたのかも知れません。ちょっと娘の気持ちを考えたら涙が出そうになりました。もちろん友達に悪気は無かったでしょうし「娘と遊んであげて」と言うのもなんだかおかしいような・・・。いつも「楽しい」「面白い」と言っている娘ですが、表面から見えない気持ちもちゃんと察してあげないとだめだなと再認識しました。