こんな上司


先週金曜日、出張に行ってきた。
車で約2時間、俺と部長で2人。

客先での打ち合わせは濃い内容だったが無難に終了。
その帰りの話。

部長の武勇伝が始まった。
  • 昔は営業だった。
  • 仲間と一生懸命働いて、会社がビルを建てれるぐらい稼いだ。
  • バブルは凄かった。
  • 毎日のように飲んでいた。
  • スケジュールはギッシリで全国を飛び回っていた。
まぁ、団塊の世代の上司が相手なら珍しくない話だろう。
俺も別に人の昔話を聞くのは嫌いじゃない。相づちを多めにして聞いていたわけだが・・・

話が「とにかく俺はいろんな事を経験して苦労もしてがんばってきた。」って感じの話に変わってきた。挙句・・・
  • 昔は髪は黒かった。
  • 会社の人間はなんで俺と同じように働けないのだろう。
  • 社長から車を貰った(お下がりで)が、こんなのは俺の働きから考えたら当たり前だ。
  • 俺がこの会社に来てなければとっくにつぶれてる。
  • 現状の仕事はほとんど俺が取ってきた仕事だ。
  • 能力が無いやつは会社にいらない。
  • 俺に目をつけられたら終わり。
・・・

断っておくが、俺はこの上司が嫌いではない。むしろ尊敬している。
仕事もできるしPGの知識も相当な物だ。

・・・だからこそ残念だった。
言ってることは事実だと思う。この上司がいなければ今の会社は無いと思うし、社内の物件ほとんどがこの上司が絡んでいる。
だからと言ってそれを鼻にかけるような発言には、さすがに引いた。
こんな風に考えていたのかとわかった時は、本当に悲しかった。

「俺みたいな人間には、滅多に会えないぞ」とその上司が以前言っていたがいろんな人間がいるもんだ。